御前白柿について
御前白柿
原料の干柿とは別に、毎年収穫される何十万個の中から、特に大きさや色付きの良いものだけを選び仕上げられた「御前白柿」があります。
一個一個手で皮を剥き、竹の桟に吊るして、天気の良い日には外に出し風に当て、曇りや雨の日は屋内に取り入れ、その間毎日わらで作った小さな刷毛でブラッシングを繰り返します。
四十日ほど続けますと、刷毛の刺激で柿の表面に果糖の結晶が層となり、真っ白に仕上がります。
明治天皇が岐阜県に行幸された折、当時の県知事が岐阜県の特産品ということで、この干柿が献上されました。
この名誉な事を後世に伝えるために「御前白柿」と商品名を改めました。現在11月になりますとご予約を頂いて販売させて頂いております。